5th trip 群馬~新潟~福島県 (6月下旬) 

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唐突ですが、僕はスキーが大好きです。現在でも1シーズン10回程度は滑りに行きますが、20代の頃、特にSAJ1級を取得する頃は30回程度、本当に1年中スキーのことを考えていた時期がありました。期せずして今回の旅は、若いころ体力に任せて足繁く通っていた様々なスキー場周辺を初夏の時期に巡る旅になりました。また、日本のリゾート開発についてちょっと考えさせられる旅にもなりました。それでは、日光を経由して群馬県からスタートです。

 

〇中禅寺湖畔市営駐車場(栃木県日光市) ※第1日目 

前にも書きましたが、栃木県はEVの充電スポット整備が他県に比べて遅れている気がします。驚いたのは、日光市の世界遺産周辺には充電スポットがほとんどない! いろは坂をへとへとになって登ってきた愛車が空腹の悲鳴を上げていても、10km周辺に急速充電器はここだけ。しかも駐車料金を支払っての充電となります(310円ですけどね)。地元を代表する観光地がこの有様ではねえ…。EVオーナーの皆様、日光に観光に来る際には、充電計画と準備を入念にすることをお勧めします。

 

充電している間、駐車場前の中禅寺湖畔を散策してみます。晴天にもかかわらず、平日のせいもあり閑散としています。と、湖畔道路沿いに不似合いな行列を発見!

 

〇浅井精肉店(栃木県日光市)

お肉屋さん直営のとんかつのお店ですね。10数名の行列ができていました。これは美味しいに決まってます。ちょうどお腹も減っていたので、行列嫌いの僕も並んでみることにしました。あれれ、15分経過してもぜんぜん列が進まないぞ。スマホでお店の評判を検索すると、「6席のみの小さな店」「丁寧な仕事ぶりで注文を受けてから時間をかけて調理する」等。こりゃあ2時間程度の待ちもあり得るぞ。というわけで、残念だけど早々にあきらめました。世界中のどんな美味でも、2時間の行列と等価にはならないですよね(あくまでも個人の意見ですよ)。

 

〇遊神館(群馬県みなかみ町)

日光から群馬県に入り、丸沼高原・尾瀬岩鞍という歴史のあるスキー場を横に見ながら進みます。この時期に来ると、原生林の深さに感動しますね。運転につかれたので、ここでお風呂休憩。温泉博士手形で無料です。

露天風呂・ジャグジー・サウナを備えた日帰り温泉施設。泉質は普通かな。地元のおじいちゃんが2名ほど入っていただけでした。

 

〇道の駅みなかみ水紀行館(群馬県みなかみ町)

本日の宿泊場所です。幹線道路沿いですが、さほど交通量も多くなく静かそう。隣にはスーパーもあります。

河畔公園に隣接しており、地元の人たちがのんびり過ごしていました。バーベキューサイトも併設されており、ファミリー向けですね。サイトでスーパーのお惣菜を広げ、ビールを飲みながらぼんやりと過ごしていると、睡魔が襲ってきました。それでは、おやすみなさい。

 

〇三国峠越え~苗場(新潟県湯沢町) ※第2日目

さあ、新潟県へ向かって三国峠越えです。がんばれENV200!

上越の山脈群を縫ってのドライブは、迫力がありますね。眠気も吹っ飛びます。

水を満々と湛えたダム湖もあります。水の豊かな土地は、心も豊かな気持ちにさせてくれます。

自然豊かなワインディングロードに、突如として都会的な建物群が現れます。バブル時代のスキーブームの象徴、苗場プリンスホテル群です。周りにも豪華なリゾートホテル・マンション・レストランなどが集まり、ここ周辺だけが異様に垢抜けた雰囲気です。現在では真夏のフジロックフェスティバルのほうが知名度が高いかな。

もっと異様なのは、これだけの近代的な施設が集中しているにもかかわらず、人の気配がほとんどないことです。道路にはたくさんの信号機が作動しているのですが、行きかう車も人もいません。巨大なゴーストタウンに迷い込んだ気分です。

スキーブームのころは、冬の集客だけで利益が上がっていたのでしょうが、若者のレジャー離れが顕著な現在はそうもいかないでしょう。心なしか白亜の建物たちが若干薄汚れた感じに見えます。「リゾート」という概念が定着する以前に、巨大な資本を注入した結果がこのいびつな風景なのかもしれませんね。夏に訪れてそのことを実感しました。ゲレンデは滑りごたえがあって素晴らしいんですけどね…。

 

〇道の駅みつまた(新潟県湯沢町)

岩原・ガーラ湯沢・越後湯沢などの有名スキー場を通過し、国道17号線を北上していくと、バッテリー残量があやしくなってきました。ここで充電休憩を、と思ったのですが…。

充電器にはカード認証システムがなく現金のみ。しかも時間制限あり。うーん、使えないねえ。

 

〇神湯とふれあいの里(新潟県魚沼市)

ここで本日の入浴。温泉手形で無料です。山間にある新しくて豪華な宿泊施設です。オープン時刻ジャストで入館したため、お客は僕だけ。この施設がすごかった。

ロビーは明るすぎず、静かで余裕のあるレイアウト。小さくオルゴールのBGMが流れています。

内湯の広さと清潔感には感動すら覚えました。ドライサウナも備えています。

露天風呂。泉質は加水・加温・消毒の三拍子で大したことはないのですが、とにかく設備が素晴らしい。

パウダールームも清潔感いっぱいです。

なんと、照明を落とした「お昼寝ルーム」まで備えています。施設の充実度は、今まで僕が立ち寄ったすべてのホテル・旅館・入浴施設の中でトップです。これで入館料700円は安すぎですよ。

 

〇新潟駅バスセンタービル・万代そば(新潟県新潟市)

JR新潟駅に隣接したバスターミナルビルにやってきました。別にバス旅行に切り替えるわけではありません。今や全国区となったB級グルメ・「万代そばのカレーライス」を食べるためです。ある有名なお笑い芸人さんが、「ここのカレーを食うためだけに新潟まで行くこともあんねん」と言っていたとか。

なんと、立ち食い席のすぐ隣で路線バスが発着しています。ディーゼルエンジンの排気ガスのにおいが、ジャンクな雰囲気をさらにかきたてています。

食券で大盛カレーライス(550円)を注文。厨房カウンターで受け取ると、重っ! ご飯は1合以上ありそう。ルーの色は真っ黄色。学校給食のカレーをさらに黄色くした感じ。これは大甘カレーっぽいな、と思って食べたらとんでもない。相当スパイシーです。かなりの激辛好きな僕でも、頭頂部の汗腺がフルオープン。これはお子様には食べさせられないなあ。この辛さは、インドカレーのガラムマサラや韓国料理のレッドペッパーとは質が違うぞ。そう、赤くて小さい缶に入った昔ながらのカレー粉の辛さです。具は豚小間肉と玉ねぎ・ニンジンのみかな。豚肉以外はルーに溶け込んで原型をとどめていません。いやー旨い、そしてお腹いっぱい。

 

〇道の駅阿賀の里(新潟県阿賀町)

阿賀野川沿いに国道49号線を南下します。途中この道の駅で充電休憩。かなり大規模な施設です。

中庭には池が作られ、その横には水産物専門のお土産屋さん。品ぞろえはイマイチでした。

道の駅の裏手が遊覧船の発着場になっていました。景色が素晴らしい。観光客もちらほら。

フードコーナーもかなり充実していました。が、食指は動かない。施設は全体的に「ハード面は良いが、ソフト面はちょっと…」という感じです。

 

〇道の駅裏磐梯(福島県北塩原村)

 

本日の車中泊場所です。ここを選んだのは、今日の北陸・東北地方が異例の暑さになるとのことだから。それならなるべく標高の高い場所に避難しようというわけです。周りを原生林に囲まれ、コンビニなども皆無なので、途中のスーパーで夕食を買い込みました。

道の駅裏手からの景色。原生林の向こうにちらりと檜原湖が見えます。車中泊車は数台。下界よりも5~6度は涼しいです。

人がいないので、テラス席にお惣菜を広げてビールを飲みながら夕食です。午後7時近くなってもまだ明るい。車通りも少なく、音は鳥のさえずりのみ。ゆっくりと眠れそうです。

 

〇裏磐梯高原ホテル(福島県北塩原村) ※第3日目

磐梯高原は、福島県の中でもスキー場が集中しており、30年前のスキーブームのころにたくさんの大型リゾートホテルが建設されました。ここ裏磐梯高原ホテルは、そのスキーブーム以前に建設された、アッパーミドル層のための本格的リゾートホテルです。決して規模は大きくありませんが、建設当初そのままの瀟洒な外観には、伝統と格式が感じられます。敷地内には整備されたテニスコートが数面、中庭には元々ここにあった小さな湖、車で少し奥に入ると裏磐梯スキー場というホテルのプライベートゲレンデまで有しています。僕も若いころ背伸びをして宿泊しましたが、そのホスピタリティの良さに感動しました。特別な日に特別な人との宿泊にぜひおすすめします。

 

〇檜原湖(福島県北塩原村)

裏磐梯にある大きな湖です。冬はワカサギ釣り、夏はトラウトフィッシングで賑わいます。早朝だったため人影はほとんど無し。近くには五色沼という名勝があり、トレッキングの観光客が数名いらっしゃいました。

 

〇喜一(福島県喜多方市)

朝食にしましょう。ここ裏磐梯から喜多方市はすぐ近く。しかも喜多方市は「朝ラーメン」発祥の地です。というわけで、午前8時にこのお店へ。料亭のような高級感のある外観ですね。

オーソドックスな「熟成醤油ラーメン」を注文。外観も味も正しい喜多方ラーメンという感じです。コクのあるスープは今までの喜多方ラーメンの中で一番好きかな。とても美味しいんですが、残念ながら量が足りない! さすがに「おかわり」は気が引けるので、こりゃあお昼もラーメンかな。お店の大将やおかみさんの接客態度もとても好感が持てました。

実はね、最初はこことは違うお店で食べる予定だったんです。しかし、そのお店の外観を見た途端、食べる気が失せてしまいました。理由はオーナーのお店に対する愛情が感じられなかったから。豪華とか質素とかのレベルではありませんよ。具体的に書くとお店が特定されてしまいそうなのでやめますが、お店への愛情がないと料理にも愛情は注ぎませんよね。僕のこの判断はたぶん正しかったと思います。

 

〇蔵の湯(福島県喜多方市)

道の駅喜多の里内にある日帰り温泉施設で朝風呂です。温泉手形は使えないので入浴料は500円。外は大雨です。

内湯・露天風呂・ドライサウナを備えており、入浴料500円は割安だと思います。お湯はかなりぬるめ。

 

〇ラーメン英(福島県白河市)

白河市まで戻ってきました。この旅最後の食事は白河ラーメンの名店と言われるここで。朝ラーメンの量が少なかったので、お昼もラーメンです。

普通のラーメンを注文。平日のランチタイムサービスで半ライスとお新香がついています。スープは鶏ガラの醤油味、麵は平打ち縮れ麵とスタンダードでニュートラルな白河ラーメンです。白河ラーメンが初めての人は、ここで食べてみて自分の好みかどうか判断してみるのもよいと思います。

 

☆5th   TRIPのまとめ☆

本格的な夏がやってきますね。今後の車中泊の旅は暑さ対策がキモになりそうです。今回の旅でも、寝苦しさを感じることもありましたからね。そうなると、次の目的地は北海道かな。でも最近は北海道でも熱帯夜がたまにあるとのこと。それと北海道の旅だと少なくとも期間は1週間はみておかないと。車中泊だけで1週間は、果たして僕の体力は持つのだろうか。「自由な旅」がコンセプトですが、北海道チャレンジには綿密な計画が必要かもしれませんね。

 

 

 

 

 

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