9th trip 宮城~岩手~青森~北海道~山形県(5月中旬)

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令和スタートの10連休明け、いよいよ北海道への旅をスタートします。今までで最長の行程になるので、事前準備(実はこれも楽しいですよね)を万全にして、いざ出発!

〇道の駅 林林館(宮城県登米市) ※第1日目

スタートが正午ごろで、今回は先を急ぐ旅なので、1日目はいきなりここで車中泊となりました。名前の通り森の中の静かな道の駅です。他の車中泊車もほとんどいません。もちろん急速充電器つきです。

24時間開放の自動販売機コーナーがありました。明るい室内は安心できますね。

別棟のトイレは洗浄便座付きで清潔です。

〇浄土ヶ浜(岩手県宮古市) ※第2日目

最初の見学場所は、陸中海岸国立公園の中で最も有名な観光スポットです。東日本大震災後、関連施設は大幅にリニューアルされたようで、このビジターセンターも3階建ての立派な建物。3階部分からエントリーします。

1~2階部分は、三陸海岸の成り立ちや周りの自然について学べる展示館になっています。内部はどこもピカピカで、展示内容も豊富です。これが公共の施設ですからね、駐車場も入館料も無料です。

1階出口から15分ほどの遊歩道で浄土ヶ浜に向かいます。途中の桟橋から遊覧船が発着しています。海の透明度が素晴らしい。

浄土ヶ浜に到着です。眼前180度に絶景が広がります。

透明度の高い海と奇岩群の組み合わせが絶妙です。個人的には松島よりもおすすめですね。

〇国民宿舎えぼし荘(岩手県野田村)

昨日はお風呂に入れなかったので、昼食前にここで入浴休憩します。温泉博士手形で無料です。

太平洋を望む露天風呂が気持ちいい。30分ほどゆっくり浸かっていると、お腹が減ってきました。

ここのレストランで昼食にします。本日の日替わり定食500円を選択。

カンパチの刺身定食でした。ワンコインでちゃんとした刺身定食が頂けるなんて、さすがは海のそばの国民宿舎ですね。小鉢の切り干し大根もうまかった。

〇道の駅のだ (岩手県野田村)

国民宿舎の近くのここで充電休憩。平日も観光客で賑わっていました。

割と古いタイプの急速充電器ですが、充電時間が指定できました。

この道の駅、三陸鉄道の陸中野田駅が中に入っていました。ここに車を置いて三陸リアス線で観光するのもいいですね。僕は先を急ぐ身なので、今回は見送りました。

線路には、かわいらしいラッセル車が停車していました。

〇 小袖海女センター (岩手県久慈市)

NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で有名になったここも、今では観光客もまばらなようです。それにしても、カラーギャング・ニートの窃盗団・ヤクザなどの反社会的キャラクターを描く宮藤官九郎という脚本家を朝ドラに抜擢したNHKに、当時はびっくりしましたが、結果的には大成功でしたね。

ドラマの撮影でも使われた、ウニの収穫地がすぐ横にありました。

海水の透明度がすごい。それにしても水温が低そう。海女の北限と言われるだけありますね。

〇『木更津キャッツアイ』(TBSドラマ)

現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん』は視聴率が低迷しているようですが、それでも宮藤官九郎が天才脚本家であるという事実は揺るぎないと僕は思っています。たくさんの映画・ドラマの素晴らしい脚本を手掛けている彼ですが、その一つがこのドラマ。2本の映画版も制作されています。彼の脚本の魅力は様々ありますが、僕は「二重構造の面白さ」だと思っています。黒澤明監督の『羅生門』や、クエンティン・タランティーノ監督の『パルプフィクション』のように、展開する物語の視点や時系列が入れ替わる構成で、本作も「表・裏」の二重構造になっており、相当な頭脳の持ち主でないと書き上げることができない内容だと思います。

僕の感心したシーンはドラマの終盤、不治の病を持つ主人公(岡田准一)がICUで多くの友人・知人に囲まれて息を引き取る場面です。普通なら涙・涙の場面ですが、ここを大爆笑ポイントにしてしまうところが、クドカンの凄さ。文章で説明しても面白さは伝わらないと思いますので、興味を惹かれた方は、是非一見を。

〇陸中海岸ドライブ(岩手県久慈市)

久慈市街地まで海岸沿いをドライブします。奇岩・絶景の連続で、頻繁に立ち止まり行程が進まなくなるくらいです。

「釣鐘岩」だったかな。快晴の空に映えますね。

〇道の駅くじ (岩手県久慈市)

ここで充電休憩。スーパーマーケットが併設されていて、観光客だけでなく地元の人たちもたくさん立ち寄っています。

スーパーのイートインで、焼きたての豆腐田楽(130円)を購入。木綿豆腐ににんにく味噌を塗り、炭火でじっくり焼き上げてあります。ご飯やビールに素晴らしく合いますが、ここでは我慢。

道の駅前に「歴通路広場」なる小路があり、昭和の香り漂うお店が並んでいますが、閑散としていてお店も開店休業状態。マーケティング間違えちゃったかな…。

〇道の駅はしかみ(青森県階上町)

本日の車中泊場所です。徒歩圏内にドラッグストアやコンビニがあり、急速充電器も備えています。大型車と普通車の駐車場が離れており、静かに眠れそう。では、おやすみなさい…。と思ったら、

かなり駐車場は空いていたのですが、午後8時ごろ、僕の車の真横にぴったりと軽バンが横付け。男女のカップルのようですが、話し声がかなりうるさい。車外に出た時ちらっと見ると、男性60代、女性30代のちょっと不思議な組み合わせ。防犯上の理由かな。何か気持ち悪かったので、こちらが車を移動しました。

〇陸奥湊駅前朝市(青森県八戸市) ※第3日目

午前6時前、朝市にやってまいりました。八戸市の朝市と言えば館鼻岸壁の巨大朝市が有名ですが、日曜日のみ。ここの朝市は毎日午前3時から開いている地元密着型です。駅前の細い道路沿いに、海産物系のお店が100件近く並び、活況を呈しています。

三陸産のホヤがありえない値段で並んでいました。

イカもこれで30円! 僕が買っても腐らせるだけだよなあ。

朝食はこの市場内の食堂で。ある意味カフェテリア方式ですね。

おかずはこの中から選びます。僕が選んだのは…。

マグロのカマ焼き。ご飯大盛と豆腐とめかぶのみそ汁を付けて850円。巨大なマグロのカマは、温めなおして提供されます。魚というよりスペアリブのよう。手で持ってかぶりつき、箸で骨の間の肉をほじくり出します。うまさに箸が止まりません。ネコもまたぐような状態にして完食。食器を戻すとき、食堂のおばちゃんに食べ方をほめられました。ネイティブな津軽弁だったのですが、たぶん「観光客でこれだけきれいに食べる人は初めてだよ」という意味だったと思います。

〇三沢航空科学館(青森県三沢市)

空自の三沢基地に隣接した巨大な博物館です。開館時間の9時ジャストに入館すると、お客は僕だけ。

様々な飛行機の展示のしかたは、埼玉県朝霞市の陸自の博物館に似ています。

ライト兄弟の複葉機も再現されていました。

旅客機のコクピットにも入れます。これとは別にシミュレーターも体験しました。

戦時中の戦闘機のV12エンジン。フェラーリやランボルギーニはこれをミッドシップに積んでいるんですね。車としてはオーバースペックだよなあ。

意外にすごかったのは、航空機(主に軍用機)のプラモデルがざっと一千機、時代別にずらりと展示されているところ。じっくり見入ってしまいました。

外の公園には軍用機の実機が展示されていました。これはF101スターファイター。当時としては画期的な高速戦闘機です。

F4ファントムのコクピット部分。デカールがかっこいい。

ブルーインパルス仕様の三菱F1。初の国産超音速ジェット戦闘機です。

こちらが現行の支援戦闘機F16ファイティングファルコン。国産版は三菱F2。見学中も頻繁に発着していました。

〇醤油家おお田(青森県青森市)

北海道に渡る前にここで昼食です。プレハブのような外観の店ですが、昼時はたくさんのお客さんが訪れていました。

とてもシンプルな醤油ラーメンです。青森県の味付けは濃くてしょっぱいイメージがありましたが、このスープはとってもやさしい味。細い縮れ麵によくマッチしていました。

〇青函フェリー あさかぜ21

愛車とともにこれに乗って北海道・函館港へ。この青函フェリーはもともとトラック専用だったのですが、数年前から一般の貨客も受け入れるようになったそうです。他のフェリー会社に比べて、料金は割安です。

船室は個室もありますが、4時間弱の航海ですので、2等の大部屋で十分。その他ロビー・カップラーメン自販機・電子レンジ・シャワールームを備えており、必要十分な設備と言えるでしょう。

〇道の駅なないろ・ななえ(北海道七飯町)

函館港着が18:20だったので、港から最も近いこの道の駅で車中泊です。1年前にオープンしたばかりの大規模な施設です。

特にトイレが素晴らしくきれい。来場客がかなり多いのに、この清潔感には感心しました。

道の駅の裏手には、整備された広い公園がありました。駐車場もかなり広いのですが、トラックを含めた車中泊車がかなり多いので、安眠のためにはポジション取りが肝要です。

〇道の駅YOU・遊・もり(北海道森町) ※第4日目

いよいよ北海道車中泊の旅、本格スタートです。スキーでは頻繁に訪れているのですが、自分の車での気ままな旅は初めてです。年甲斐もなくワクワクが止まりません。小雨模様で函館・大沼の観光は見合わせ、まずはここで充電休憩。この町の観光拠点のような施設です。

裏手の公園。かなり規模が大きく、様々なイベントに対応できそうな場所です。

5月中旬で桜が8分咲き。ソメイヨシノとは種類が違うようですが、さすが北海道。さて、これから積丹半島沿岸を一周するつもりだったのですが、スマホでそのコースの充電ポイントを検索すると、0件! この辺もさすが北海道。急遽コース変更を余儀なくされました。何か出だしからつまずいてるなあ。

〇ホテルグリーンパークいわない(北海道岩内町)

気分を変えてここで入浴休憩。北海道車中泊者必携の月刊「HO」のクーポンで無料です。

かなり塩分濃度の濃いお湯です。冬の時期は体が芯からあたたまりそう。

〇小樽運河(北海道小樽市) 

コース変更により、このベタな観光地にやってきました。予想通り、日本人よりも中国人観光客の方が多いくらいです。

倉庫を改装したレストラン。10年前にスキーのついでに寄ったときは、ここまで観光地化されていなかったのですが…。

大手免税ショップもこんな感じ。完全にインバウンドに寄せています。一時期の「爆買い」は沈静化しつつあるようですが、閉塞感が続く日本経済にとって、救世主的な存在ですからね。

さて、たくさんの中国人観光客の方に実際にお会いしていると、ファッションにある共通項があるような気がしてきました。あくまでも僕の主観なのですが、①男性はレイバン・ウェイファーラータイプのサングラスと、ダブルのライダースジャケットの着用率が非常に高い(僕も持ってますけどね…) ②女性はロングコートにロングスカートの着用率が非常に高い(日本人の女性はあまりしないコーディネートですよね) 皆さんアッパーミドル層で、本国ではトレンドを創る側なのでしょうから、「今、中国で何が流行しているか」は、こんなところからわかったりするかもしれませんね。

〇中国料理 輝楽飯店(北海道小樽市)

ここで昼食。幹線道路沿いのいわゆる「町の中華屋さん」です。「え、小樽でしょ、寿司じゃないの?」と思った方、その考えは改めた方がいいかもしれませんよ。今より観光地化されていなかった10年以上前に何度か訪れているだけなのですが、そのころから有名な寿司屋通りでの値段は青天井という感じでした。もちろん、最高級のネタも出してくれるでしょうけど、コストパフォーマンスは銀座の高級店と同じくらいじゃないかなあ。「ザギンでシースー」をお値打ちに感じるのなら別ですけど…。

ランチメニューの筆頭に載っていた「麻婆豆腐定食(700円)」を選択。山椒の実がいくつかそのまま入っていて、噛み潰すと痺れが来るのが楽しい。まっとうな中華定食です。ふかひれ風スープ・ザーサイ・杏仁豆腐も正しい味。ただ、麻婆豆腐の味が濃い(とても美味しいんですけどね)。ご飯一杯では食べきれず、お代わりをしてしまいました。うー、満腹。

〇ニッカウヰスキー余市工場(北海道余市町)

ウイスキー好きの僕にとって、本日のメインの見学場所です。北海道では、ビールはサッポロ、ウイスキーはニッカ。ここの創業者の竹鶴政孝は、NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』でも知られる、「日本のウイスキーの父」です。

工場内の見学コースには、開業当時の石造りの倉庫群がそのまま残されており、内部を改装して展示館にしています。建物群を見回っているだけでも楽しめます。

巨大なスティルポット(蒸留窯)。現在は使われていないみたいです。

貯蔵蔵の樽からは、うっすらとモルトの香りが漂っています。

樽の内部のサンプル。年月を経るにつれ、無色透明のウイスキーに樽の色がついていきます。バーボン樽かシェリー樽かによって、香りも微妙に違ってきます。

見学の最後に無料試飲コーナーがあるのですが、その前に有料試飲ができるバーに立ち寄ります。オーダーしたのは「余市シングルカスク10年」1ショット1000円。他のシングルモルトが1ショット300~500円なのでだいぶ高価ですが、これを飲むためにここに来たようなものですので。通常シングルモルトウイスキーは、いくつかの樽でできた原酒をブレンドして味を調え、商品として出荷するのですが、これはシングルカスク、つまり出来が素晴らしかった1つの樽のみの原酒です。10年という熟成の歴史をピュアに味わえるというのは、なかなかできない経験です(ちなみに、バーボンの場合はシングルバレルと言います)。

まずは香りを確かめ、ショットグラスの半分ほどを口に含みます。アルコール度数57度という大変なハードリカーですが、とろりとしていて甘く、難なく喉を通っていきます。後味に太いボディと若干の塩気が感じられますが、ピートのスモーキーさはあまり感じられません。とにかく素晴らしく旨い! バーテンダーのお姉さんに伝えると、「ニッカのシングルモルトは、この味を目指してブレンドしています。以前はここの売店だけでボトルを販売していたのですが、現在はこのモルトの底が尽きかけてきているので、ここでの有料試飲だけになりました。近いうちに有料試飲もできなくなります。」とのこと。残念! 残り半分を大事に味わいました。

ここが無料試飲会場。「シングルモルト余市」「スーパーニッカ」「アップルワイン」の3種類のお酒がテイスティンググラスで提供されます。当然これも頂きますよ。

「シングルモルト余市」は、簡単に言うと「シングルカスク10年」の特徴を薄めた感じ。「スーパーニッカ」は、前の2種類を味わった後では味の平坦さが際立ってしまっています。「アップルワイン」は、シードルから炭酸を抜いて加糖した感じ(当たり前か)で、僕には甘すぎました。

〇道の駅スペースアップルよいち(北海道余市町)

これだけ昼間からお酒を飲んだら、当然運転は無理です。この道の駅は、ニッカウヰスキー余市工場から徒歩3分の場所にあり、見学前に駐車していましたので、ここで早々と車中泊です。メインの施設は「スペース童夢」という展示館ですが、あまり興味を引く内容ではなかったのでパス。

道の駅としての機能は、この小さな売店とトイレのみ。急速充電器もありませんが、その分ガラガラに空いているのでよく眠れそうです。夕食はカップラーメンで済ませ、タブレットに保存した映画を観ながら、おやすみなさい…。

〇さっぽろ朝市(北海道札幌市) ※第5日目

今日は早起きして札幌市内にやってきました。朝5時から開いているこの朝市は、観光客にも開放されている場外市場です。

外の通りにもそれ風のお店が連なっていますが、この辺は完全に観光客向けですね。

「札幌の台所」だけあります。写真ではサイズ感が伝わらないのが残念。大きい、それと安い!

旬ではないはずの毛ガニも、丸々と太っています。

〇札幌市街地

朝のラッシュ前で、札幌市街はガラガラです。市街の観光名所をさらっと巡っておきましょう。まずは札幌時計台。


赤煉瓦の北海道庁。もちろん正門は施錠されています。

すすきの交差点。ここは夜じゃないと雰囲気は出ませんね。以上です。それでは富良野を目指して出発!

〇天然温泉 岩見沢ゆらら(北海道岩見沢市)

途中のここで入浴休憩。幹線道路沿いの巨大な日帰り温泉施設です。「HO」のクーポンで入館料が半額になりました。

内湯・露天・サウナともに広々。露天とサウナには大きなテレビもついています。その他、レストルームやレストラン、あかすり・マッサージコーナーなども充実しており、1日ゆっくり過ごせそうな施設です。泉質は普通かな。

〇三段滝(北海道芦別町)

道路沿いで偶然見つけた絶景ポイント。水量が豊富な迫力のある滝です。

こんな絶景にもかかわらず、観光客は人っ子一人いません。平日とはいえ…。

〇らあめん 支那虎(北海道富良野市)

富良野市街に入りました。ここで昼食です。食べログ評価の高い、魚介系スープのラーメン屋さんです。駐車場のキャパは3台。1台分だけ空きがありました。

オーソドックスな醤油ラーメン(800円)を注文。価格設定は割と高めかな、と思ったのですが、食べてみたら納得でした。スープは煮干しメインのとろりとした濃厚な魚介系で、細くてコシのしっかりした縮れ麵によく合います。スープ・麵ともに、僕が今まで食べた魚介系ラーメンの中で一番かも。

と、ここでちょっとした違和感が。食べログのレビューでは、皆「あっさりすっきりした醤油味」というコメントだったよなあ。実食した僕の中では、あっさりすっきりという言葉はどうしてもこのラーメンには当てはまらない。ということは、地元の方々には超濃厚な味付けがデフォルトということになるのかな…。僕のこの予想は、今日の夕食で確信に変わることになります。

・・・これは支那虎のダンナ(Ⓒリングにかけろ!)

〇『北の国から』ロケ地跡(北海道富良野市麓郷)

富良野市郊外の麓郷地区にやってきました。広大な農地が広がる北海道の「へそ」と呼ばれるここは、倉本聰脚本の国民的ドラマ『北の国から』の舞台。このドラマについては、僕よりも皆さんの方がよくご存じだと思います。倉本聰の脚本は、『前略おふくろ様』もそうですが、心優しく誠実な登場人物が、それ故に悩み傷ついていく展開が多く、観ていて心が痛くなるので僕は正直あまり好きではないのです(もちろん、脚本家としての才能は間違いなく素晴らしいと思いますが)。

この地区には、ドラマで使われた家屋がいくつかの場所に点在しており、ファンの聖地巡礼コースとなっているようです。年月を経て味のある外観になっており、見ていて飽きません。

主人公の黒板五郎が仲間たちと廃材で造った「拾ってきた家」も数棟展示されています。

スキー場のゴンドラを流用しています。この手作り感がたまりませんね。

こちらは廃車になったバスをコアユニットにしています。ナイスアイデア!

別角度から。子供の頃の秘密基地づくりを思い出し、ワクワクしてきます。

〇アンパンマンショップ ふらの店(北海道富良野市麓郷)

麓郷にはこんなお店もあります。小さなお子様連れは必ず立ち寄るでしょうね。

お店の中はこんな感じ。目がチカチカするようなディスプレイです。

お隣の「ふらのジャム園」も、こんな名前でコラボしています。

〇富良野オルゴール堂(北海道富良野市麓郷)

こんな施設までこの麓郷地区にはあります。外観は廃校になった小学校のようですが、

内部はこんな感じ。小樽のオルゴール堂を小規模にしたような雰囲気ですね。

〇たびのやど ふらりん(北海道富良野市麓郷)

本日は車中泊ではなく、ここに宿泊します。ネットのトラベルサイトで評価4.5という驚異的な数字をたたき出しているペンションです。実は今朝予約を入れたのですが、当日にもかかわらずきちんと対応してくださいました。1泊2食付きでなんと5700円!

フロントでは、オーナーの奥様が対応してくださいました。元々はユースホステルだったとのこと。家族経営で業務簡略のために必要最小限の接客になるとのことですが、動線の隅々にまで宿泊客への気配りが感じられ、とても好感が持てました。チェックインの手続中、奥のレストランからカレーの香りが漂ってきていました。そういえば、富良野はカレーが有名だとどこかで読んだ気が。今夜の夕食が楽しみです。

フロント前のロビーもアットホームな感じ。外観・内装ともに決して新しくはないのですが、メンテナンスや清掃は行き届いています。

客室です。1人客にもかかわらず、クイーンサイズベッドのダブルルームをリザーブしてくださいました。ベッドのマットレスや枕にもかなりこだわりがある様子。久しぶりに熟睡できそうです。

部屋にはユニットバス&トイレがついていました。共同だと思っていたので、ちょっとうれしい。

部屋の前の廊下にはこんなレストスペースが。飲み物やお菓子類も自由にいただけます。本当に「かゆいところに手が届く」ようなホスピタリティですね。

お待ちかねの夕食です。平日にもかかわらず、たくさんの宿泊客で賑わっていました。バイキング形式なのですが、品数が本当に多く、しかも手づくり感満載です。どの料理も美味しいのですが、特に野菜とポテトが旨い! ここで野菜不足を補うべく、サラダバーを数往復しました。

サラダ以外に食べた料理をざっと箇条書きにすると、焼きナス・フライドポテト(シンプルだが素材が良く旨い)、鮭のちゃんちゃん焼き・鶏肉の韓国風炒め(ご飯がすすむ)、牛肉と鹿肉のシチュー(僕好みの肉の食感を残したやつ、ちょっと味が濃いけど美味)、ボイルドソーセージ(バイキングでよくある鶏肉主体のものではなく、ちゃんと旨い)などなど。これらがご飯とビールにとてもよく合います。(しかしよく食べてるね。自分でも呆れます。)

出ました! チェックインの時から気になっていたカレーです。よく煮込まれてブラックカレー状態になっていました。よし、今日の夕食はこれで締めよう。少なめのご飯にちょっと多めにルーをかけ、いただきます…。

〇☆△※◇…! こ、濃い! しょっぱいー! 正直とても食べられません。誇張ではなく、ソースかドレッシングをそのまま食べている感じ。ここで昼食の時の「富良野では超濃い味がデフォルト」という予想が確信に変わりました。残すのは絶対に嫌だったので、サラダバーの大量の千切りキャベツを混ぜ込み、なんとか完食しました。

しかし、(カレーはともかく)このメニュー内容でこの宿泊料金は、本当に奇跡的だと思います。ネットレビューの高評価も納得できます。逆に経営が心配になってしまうほどです。ごちそうさまでした。

〇原始の泉(北海道富良野市麓郷) ※第6日目

疲れがたまっていたのか、ベッドの寝心地が良かったのか、はたまた満腹からか、昨夜は午後10時にはテレビつけっぱなしで爆睡に入りました。今朝は午前5時前に目が覚めてしまったので、朝食前に付近を散策します。

ここは地元の人も良く利用するという、原生林の中の名水の湧水池です。午前6時前ですので周りには誰もいません。ここは熊の出没も確認されているということで、カーオーディオの音量を上げ、車のドアを開けっぱなしにして見学です。

この水はコーヒーを淹れるのに最適との評判です。手ですくって飲んでみると、冷たくそしてちょっと柔らかい(軟水)味わいです。ペットボトルに給水しておきました。

〇「ふらりん」の朝食

朝食もバイキング形式です。サラダバーの野菜はどれも地元産で新鮮です。

蕎麦もありました。作り置きなのですが、ちゃんと旨い。

シリアルとドリンク類。地元産の牛乳がとってもおいしかった。

僕のプレートはこんな感じ。目玉焼き・チーズポテト・サラダ・鯖の塩焼き・シシャモ・ソーセージ・みそ汁。どれも美味です。もちろんご飯・サラダはお代わりしましたし、他にお蕎麦などいろいろ頂きました。朝からまた満腹です。

本当に満足度の高い宿でした。規模が小さくても、従業員が少なくても、お金をあまりかけなくても、工夫次第でこれだけのおもてなしができるということを体験できたのは、この旅の大きな収穫でした。ネットレビューのほとんどは僕と同じような感想でしたが、中には「設備が古い」だの「サービスが十分でない」だの「客へのあいさつがない(!?)」といったネガティブなものも散見されました。そんな人たちは、ホスピタリティというものをどう理解しているのでしょう。ホテルのコンシェルジュサービスなどは、国内の短期滞在の場合はほとんど必要がないと僕は思っているのですが、中には「サービス料に含まれているから」という理由で必要もないのに無理難題を言ってくるお客もいるそうです。そろそろ日本も、過剰なサービスマニュアルを見直す時期なのではないでしょうか。

〇ジェットコースターの路(北海道上富良野町)

「ふらりん」をチェックアウトし、美瑛町に向かいます。その途中にあるこの北海道らしい道路は、道路自体が観光名所になっています。一直線でアップダウンがあり、まさにジェットコースター。ただ、僕の自宅から海へ向かう途中の茨城県内の旧道にも、もっとハードなところがあるのですが…。後日「SURFTRIP」のところに追記して紹介したいと思います。

〇道の駅びえい「丘のくら」(北海道美瑛町)

この先は充電ポイントが乏しくなるので、ここで充電休憩。大きな石蔵を改装した、比較的新しい道の駅です。

小さなログ小屋の中に充電器がありました。見慣れないので最初はわからなかった。

道の駅から見た、美瑛町中心部の街並みです。JRの駅を中心に、しっかりとした都市計画のもとに整備されていることがうかがえます。冬の気候が克服できるのであれば、とても住みやすい街だと思います。

〇道の駅びえい「白金ビルケ」(北海道美瑛町)

「丘のくら」から車で40分ほど、ここも「道の駅びえい」です。急速充電器はありませんが、できたばかりの施設でとてもきれい。建物のデザインもかなり攻めています。

敷地の中にアウトドアブランド「ノースフェイス」のショップが入っています。

併設されているハンバーガーショップのイートインスペースです。他にも研修室棟もあり、全施設は地下通路でつながっています。まるでシェルターのようなすごい構造でした。

〇青い池(北海道美瑛町)

「白金ビルケ」から2kmほど、そのまんまのネーミングの池があります。Apple社のパソコンの壁紙として採用されてから爆発的に知名度が上がったということで、観光地としては比較的新しい場所のようです。今後予想される観光客増加に対応するため、周りの駐車場等の整備が進められていました。池の色はその日の気候などにより変化するそうで、僕が訪れた時はコバルトブルーではなく乳白色がかった青色でした。こんな色の温泉、地元にもあったなあ。

〇十勝岳温泉 カミホロ荘(北海道上富良野町)

十勝岳連峰の中腹に立つ、この温泉旅館で入浴休憩です。「HO」のクーポンで入浴料無料です。震災の影響でしょうか、外観は工事中でした。

露天風呂にゆっくり浸かりました。原生林の向こうの富良野盆地までの景色が素晴らしい。5月中旬でもまだ雪がたっぷり残っていました。気温は相当高いのですが、降雪量が尋常でないことがうかがえます。

〇道の駅南ふらの(北海道南富良野町)

長かった北海道車中泊の旅も終盤に入りました。ここで充電休憩です。北海道では1つ1つの充電ポイントがとても貴重です。

現在午後2時。「ふらりん」の朝食をたらふく頂いたので、軽めの昼食にします。テイクアウト専門のお店を覗くと、ジビエ好きの僕にうってつけのメニューがありました。

見た目も麗しい「エゾシカ肉ソーセージのホットドッグ」。350円だったかな。1日5食限定メニューなのですが、まだありました(人気ないのかな…)。オーダーしてから5分以上でサーブされました。しっかり作っていることは見た目でもわかります。熱々をいただくと、皮はパリッ、中から肉汁があふれます。とても食べやすいのですが、食べ終わった後の鹿肉の風味はけっこう口の中に残ります。

実は僕、ホットドッグが大好物です。ハンバーガーショップは全国津々浦々どの町にもあるのですが、ホットドッグスタンドはドトール・コーヒーショップくらいなのが残念です。僕がホットドッグ好きになったのは、中学生の時に観たこの映画がきっかけです。

〇映画『ダーティーハリー』

俳優クリント・イーストウッドの代表作であるこの映画は、シリーズ化され全5作が製作されましたが、何といっても画期的・衝撃的だったのはこの第1作目でしょう。 西部劇の巨匠ドン・シーゲル監督が、「現代のウエスタン」を標榜し、サンフランシスコ市警のはみだし刑事ハリー・キャラハンの活躍をハードボイルドタッチで描いています。

実はこのハリー刑事も、ホットドッグが大好物。行きつけのホットドッグスタンドに立ち寄り、自分のいつものレシピでオーダーすると、店の向かいにある銀行の様子がおかしいことに気がつきます。ホットドックを運んできた店の主人に警察への応援要請を頼み、お待ちかねのドッグを頬張ろうと大口を開けた瞬間、銀行の非常ベルがけたたましく鳴り出します。「DAMM!」とつぶやいたハリーはドッグを大きく一口頬張り、咀嚼しながら速足で店の外へ出ていきます。もちろん、右手に胸のホルスターから抜いたS&W製44マグナムM29を持って…。

銀行から飛び出してくる強盗団を、ハリーは口をモグモグさせながら無慈悲に一人ずつ射殺していきます。強盗の一人が逃走用の車をスタートさせると、エンジンをぶち抜いて横転させます。『西部警察』や『あぶない刑事』のように、刑事が街中で銃をぶっ放すことなどあり得ない時代ですよ。この大立ち回りが終わり、ハリーの顔がアップになると、なんとまだ口をモグモグさせている…! 最高にクールなホットドッグの食べ方を教えてくれた映画でした。

〇星野リゾート・トマム(北海道占冠村) 

巨大な総合リゾート施設、トマムに立ち寄りました。何せ敷地が広大すぎて、各施設を結ぶ専用シャトルバスが運行されているほどです。スキー場のゴンドラ山頂駅付近にある「雲海テラス」が有名ですね。ランドマークとなっているタワー型のホテル・リゾートマンションが4棟。僕は「バブルの塔」と呼んでいます。

こちらが本館のエントランス前。僕はここがホテルオークラ系のアルファリゾートが経営母体のころ、スキーをしに1度だけ訪れているのですが、スキーブーム真っただ中の当時でもゲレンデはガラガラで(しかも滑りごたえがない)、こんな施設をこんな原生林の中に造って経営は大丈夫なのかと本気で心配したのを覚えています(大きなお世話ですが)。それでも超強気の設備投資が続けられ、全室スイートルームの「ガレリアタワー」や、造波装置付き屋内プール、ウエディング客誘致のための氷の教会などを林立させた結果、経営が破綻し星野リゾートに身売りすることとなってしまいました。実はこのトマムの破綻をある意味予見したような映画が作られているのです(映画の話が続き恐縮ですが)。

〇映画「鉄道員(ぽっぽや)」

先日急逝した降旗康男監督の代表作で、高倉健が北海道のローカル線「幌舞駅」の孤高の駅長を演じた名作です。この中で、駅長仲間の小林稔侍が「俺は定年後は、トマムに重役として迎え入れられることになってるんだべ。どうだい、俺と一緒に…」というようなことを話す場面があります。もし本当に、退職した田舎の「旧国鉄マン」を巨大リゾートの主幹スタッフとして天下りさせるようなことが行われていたとしたら、経営が破綻するのも当然のような気がします。

〇道の駅樹海ロード日高(北海道日高町)

北海道内で最後の車中泊場所です。急速充電器も備えています。小規模なショッピングモールのような構成で、理容室もあります。施設前の幹線道路は長距離トラックの通行が多いので、駐車場所を慎重に選びます。

うれしいのは、敷地内にセイコーマートがあること。午後11時までの営業です。この通称セイコマは、茨城県内にも数軒ありますが、基本的に北海道全域に展開しているご当地コンビニチェーンで、熱々の自家製軽食を提供する「ホットシェフ」や独自ルートの輸入ワインなど、個性豊かな商品展開で知られています。昨年の北海道地震の際、他のコンビニが軒並み休業する中、セイコマは災害マニュアルに基づき車のバッテリーから電源を確保するなどして95%が営業し、飲料水をはじめ「ホットシェフ」の自炊機能によって食品を提供するなど、緊急インフラの一翼を担ったそうです。地域住民のことを一番に考えた統合本部の姿勢と、それに賛同して活動したフランチャイズ・オーナーの皆様には、本当に敬意を表します。というわけで、僕の北海道でのコンビニ利用はほぼセイコマ一択となりました。

〇雲海(北海道日高町) ※第7日目

今日で北海道ともお別れです。早起きして苫小牧市を目指します。緩やかで信号のない下りの道を快調に走行していると、眼前に雲海が広がっていました。ここでこの風景ですからね、トマム山頂からはものすごい絶景が堪能できることでしょう。

こんな風景を横に見ながら走っていると、道路のわきの森の中から、立派なエゾシカのお母さんがひょっこり車の前に出てきました。すぐに引っ込んでしまったのでカメラに収めることはできなかったのですが、改めて「北海道を走っているんだなあ」と感じました。

〇道の駅むかわ四季の館(北海道むかわ町)

太平洋沿いのむかわ町に出ました。この大規模な道の駅で充電休憩。時刻は午前7時前ですが、併設の日帰り温泉施設「むかわ温泉」で朝風呂が開設されているとのこと。しかも「HO」のクーポンで無料です。これはラッキー!

お湯は塩分濃度の高いにごり湯です。他の車中泊らしいお客さんも数名いました。朝風呂終了時刻まであと1時間弱。体と頭を洗って露天風呂にゆっくり浸かり、リフレッシュしました。

この後、支笏湖から洞爺湖を目指すルートを予定し、実際に支笏湖周辺まで行ったのですが、予想以上に登り勾配がきつく次の充電ポイントを前に電欠が確実となり、来たルートを戻ることになってしまいました。最後に手痛いマネジメントミスです。くやしい!

〇網元感動市場 かに御殿(北海道白老町)

幹線道路沿いの、インパクトがありすぎるレストラン&物産店。熊と鮭のサイズ感は怪獣レベルです。思わず立ち寄ってしまいました。

お店の中では中国人観光客の団体さんが、ハイテンションで買い物をしていました。1m近くもある鮭トバが1000円。僕の感覚では相当安いのですが、地元の感覚ではどうなんだろう。どのみち買っても食べきれないけど…。

〇ラッキーピエロ 森町赤井川店(北海道函館市)

今日は大きなコース選定ミスのため、大した見どころもなく函館まで来てしまいました。海では「けあらし」が発生し、函館の夜景も見られそうにありません。夕食は函館B級グルメの筆頭、個性的なご当地バーガーで有名なここで頂きます。外観からかなりアバンギャルドです。

店内は昔のアメリカンダイナー風で、BGMはオールディーズ。オーダーカウンターには地元の人たちで行列ができており、人気のほどがうかがえます。メニューはハンバーガーが主体だと思っていたのですが、カレーライス・オムライス・焼きそば・かつ丼・ラーメン・餃子などカオス状態。ただ、自家製ということにかなりこだわっている様子です。

僕は無難に、バーガー・サイドメニュー・ドリンクの一番人気を組み合わせた「ダントツ人気ナンバーワンセット(680円)」をオーダー。有名なチャイニーズチキンバーガー・ラキポテ・自家製ウーロン茶のセットです。

チャイニーズチキンバーガーは甘辛い味付けの中華風チキン南蛮をバンズに挟んだものですが、オリジナルのマヨネーズソースとレタスによって、バンズに驚くほど合います。写真では伝わりづらいのですが、ボリュームも凄い。コスパは某有名ハンバーガーチェーンを凌駕しています。ラキポテはフライドポテトにミートソースとチーズをかけた、北海道らしい濃い味メニューですが、これはこれでありだと思います。自家製ウーロン茶は、たとえセットドリンクであっても出来合いのものは提供したくないという、店側のプライドが表れていますね。

〇青函フェリー函館ターミナル(北海道函館市)

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残念な最終日になってしまいましたが、ここからフェリーに乗って北海道を後にします。帰路も船は同じ「あさかぜ21」。4時間弱で青森港到着なので、深夜0時近くになりますね。仮眠をとっている間に着くでしょう。

〇道の駅なみおかアップルヒル(青森県青森市)

青森港から車で30分のここで、この旅最後の車中泊です。急速充電器もあります。トラックが少ない分、一般の車中泊車が多数。駐車場からトイレまでの動線は比較的明るく、安心感があります。さすがに疲れているので、途中のコンビニで買ったビールを飲み干し、おやすみなさい。

道の駅いかりがせき(青森県平川市) ※第8日目

さあ、今日中に自宅に帰るぞ。往路とはコースを変え、秋田県まわりで帰路に着きます。途中のここで充電休憩。この道の駅は、日帰り温泉施設を備えており、車中泊者に人気があるとのことです。

ただ、トイレは深夜利用専用のところがあり、他は営業時間外は施錠されてしまうみたい。あまりきれいではなかったかな。

〇ホットハウスカムロ(山形県金山町)

休憩は充電時のみという長距離ドライブが続き、さすがに身体が悲鳴を上げ始めました。森の中の瀟洒なホテル、シェーネスハイム金山にあるここで入浴休憩。温泉博士手形で無料ですが、料金は300円と手ごろです。実はここがいろいろな意味で凄かった…。

内湯とサウナみ。露天風呂はありませんが、開放的な大きな窓からは、手つかずの森が一望できます。浴場は木をふんだんに使った贅沢な造りです。サウナに数回入り、ボケた頭をすっきりさせます。

ホテルの外観。ヨーロッパのリゾートホテルを思わせるシックなデザインは、周りの自然に調和しています。温泉棟が別棟というのもポイントが高い。ホテルのパブリックスペースの雰囲気を壊さずに済みますね。

ロビーやレストランも、木のぬくもりを生かした落ち着いた雰囲気です。日帰り入浴(しかも無料)の僕に対しても、フロントスタッフの対応は完璧でした。

ホテルのすぐ裏手には、プライベートゲレンデ「グリーンバレー神室スキー場」があります。1リフト4コースしかなく、斜度も緩めですが、全コースナイター設備があります。ホテルの客室・レストラン・温泉から眺めるナイターゲレンデはさぞ美しいことでしょう。

おしゃれなレストランもその構造上から、スキーブーツのままウォークインが可能だと思われます。素晴らしい!

冬季はスキーやスノボだけでなく、クロスカントリースキーやネイチャーゲームのプログラムもあるとのこと。いやあ、驚きました。全くノーマークだったこの場所に、こんな大人のウインターリゾートがあるなんて。あとで調べてみると、このクオリティにしては料金もかなりリーズナブルです。幹線道路から結構奥まった立地も、非日常感がアガります。うーん、でも1人で泊まってもな…。嫁さんはもうスキーやめちゃったしな…。スキーかスノボをやる愛人でもできたら、ぜひ滞在してみたいホテルです(一応言っときますけど冗談ですからね)。

☆9th TRIPのまとめ☆

①北海道内の一般道路を走り回って気が付いたのは、舗装の補修による道路の「荒れ」です。住んでいる人口に比べて道路が極端に長いので仕方がないのですが、破損した箇所のみを補修するパッチワーク型のため、ピッチング・ローリング共に本州の道路よりも強い傾向があります。運転者は特に問題はないのですが、車酔いしやすい同乗者の方は注意する必要があると思います。

②僕の旅のコンセプトの1つは、「ローコスト」です。今回も、EV・車中泊・温泉無料クーポン・B級グルメなどにより、旅行費用は普通の旅行者の方が驚くくらい安上がりなものでした。「こんなケチケチした貧乏旅行の何が楽しいの?」と思われる方もいるかもしれませんが、結論から言うと僕は楽しくて楽しくて仕方がありません。今の日本では、対価さえ払えば、食べたいもの・見たいもの・やりたいことのほとんどを満たすことができます。「満足度はお金で買える」わけです。でも、それでは味気ない。ネット上にあふれる情報を全部は鵜呑みにせず、それでいて有用な情報のみを選別し、有効に活用することができれば、同じ満足度をコストを抑えたまま享受することもできるわけです。もちろん、その作業には知恵と時間と手間がかかりますが、僕にとってはそれ自体が「宝探し」のような面白さにあふれた行為なのです。

③これを書いている現在は5月下旬、ニュースでは北海道帯広地方での異常高温(39.5度!)が話題になっています。いよいよ夏、僕の活動フィールドも海に移行します(これもローコストの趣味ですね)。次回の車中泊の旅は秋口、中国地方を予定しています。

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